work flow
豊かな建築をつくりあげるために必要なものは「正しいプロセス」に他なりません。
ここではひとつの建築物が完成するまでの仕事の流れについて、ご紹介したいと思います。
-
まずは
contact usメニューの各フォームよりお問い合わせ下さい。
その後、初回のお打ち合わせ日時について弊社よりご連絡させていただきます。
-
オフィスにお越しいただき、ご計画のお話について伺います。この段階では具体的な内容が未定の場合も多いため、簡単な調査やおおまかな設計アイデアなどをディスカッションします。
-
ご相談や、お打ち合わせを通して双方の方向性に合意ができれば、クライアントと設計者の間で正式に「設計監理契約」が締結されます。ここでは業務範囲や設計監理料、支払い条件、スケジュール等を決定します。
-
本格的な設計を開始します。まずは基本設計図(平面図、立面図、断面図等)や模型を提案し、打ち合わせを重ねながら基本設計案を詰めていきます。プランと並行して概算見積を取り、コストの裏付けを確認します。(基本設計期間:通常3ヶ月程度)
-
材料、仕様、家具、電気設備、ディテール等、設計の詳細部分を詰めていきます。ここでは、実際の工事に必要な詳細図面を準備して打合せを繰り返します。この実施設計図面は工事請負契約のためにも必要になります。(実施設計期間:通常1ヶ月程度)
-
施工会社との「工事請負契約」の締結に至るまでクライアントをサポートします。複数の施工会社からの本見積りを集約し、コストの調整に加え、仕事の質や会社の状況等を比較検討しながら依頼会社を見極めます。(通常1.5ヶ月程度)
-
見積および計画案が確定した段階で行政もしくは民間の確認申請機関に「建築確認」を申請します。
-
設計内容を施工会社に説明し、実際に正しく工事がなされているかどうか現場にてチェックを重ねます。各工程の記録写真等を撮影し、品質、デザイン、工程の状況をクライアントに説明します。(監理期間:通常5ヶ月程度)
-
完成した建物を検査し、問題がなければ竣工引渡しに立会います。施工会社から鍵の受け渡しや使用上の注意説明があり、その後、引渡書にサインが交わされると建物はクライアントの所有物になります。
-
竣工から1年後に施工会社が行う1年点検に立会い、修繕などに関して施工会社に指示を行います。
また、クライアントの追加設計のご希望などにも御協力させていただきます。